最近、毛量が減ってきている実感があるんだよね。。。抜け毛も多いし。。。
オヤジの皆さんは髪の毛はまだ大丈夫ですか・・・?フサフサですか?
この記事を見に来ているということは、薄毛・抜け毛が気になっているんじゃないでしょうか!?
いや~、私も30代後半ぐらいから「頭頂部とかオデコのM字がちょっと不安だな~」って思ってたんですよね。
シャンプーを育毛系のものにしてみたり、薬局や通販で育毛剤を買って使用してみたり、薄毛が目立たない髪型にしたりと、必死に薄毛に対して抵抗していました。
でも、40代に入ってからドンドン髪の毛のボリュームがなくなっていくのを感じ、髪のボリュームがないから顔面部分が大きく見えたり、髪型をセットするときに、なんかしっくりこないようになってきました。
そして今・・・40代後半、本格的に薄毛治療を検討しています!
治療と言いましたが、中年男性の薄毛の原因の多くは男性型脱毛症(AGA)なんです。
男性型脱毛症(AGA)での薄毛は病気なので、ちゃんと治療をすれば治る可能性が十分にあるということなんです!
もちろんどんな治療にも効果の個人差はありますので、「絶対」はないと思います。でも、なにもしないでドンドン毛が無くなっていくのを指をくわえて見ていられますか!?
AGAは自然に治ることはなく、進行型の病気なのでほっておくとドンドン薄毛が進んでしまいます。
なので薄毛対策はできるだけ早くはじめた方が効果が出やすいんです。
とはいえ、薄毛に関する最低限の知識を持って、どのように薄毛と向き合っていくかを考えた方が良いと思いますので、薄毛に関する情報を簡単に説明させていただきますね!
目次
中年男性の薄毛の6つの原因
① 男性型脱毛症(AGA)
男性の薄毛の多くはAGAが原因だといわれています。
「男性型脱毛症(AGA)」は進行性の脱毛症で、特に頭頂部と前頭部で脱毛症状が見られます。
髪の毛が全体的に細くなってきたり、抜け毛の本数が増えたり、前頭部や後頭部が透けてくるなどといった症状が出ます。
髪の毛の成長は、「髪が成長して伸びる」→「自然に抜けて」→「再び生える」というサイクルを繰り返しています。
通常「髪が成長して伸びる」という成長期は数年間続くのですが、AGAではこの成長期の期間が短くなります。
その結果、短くて弱々しい髪が増えてしまいます。
このように髪の毛の成長期に問題をもたらすのがジヒドロテストステロンという悪玉男性ホルモンなのです。
ちなみに「壮年性脱毛症」は「男性型脱毛症(AGA)」と同じ症状ですが、いわゆる「若ハゲ」とも言われているもので20代など若い人が薄毛になった場合は「壮年性脱毛症」と診断されます。
② 脂漏性脱毛症
「脂漏性脱毛症」は髪の生え際などの皮脂分泌が盛んなところで、かゆみを伴った皮膚の炎症が生じ、それが悪化すると脱毛症が引き起こされます。
皮膚の炎症によるい赤みが特徴で、フケも多くなります。
「脂漏性脱毛症」を引き起こす原因となるものは、体内から出てくる皮脂です。
皮脂が原因となるので頭皮もベタ付いてしまい、不潔な印象を周囲の人に与えてしまうこともありますので、早く対策をして改善したいですね。
③ 遺伝
薄毛の遺伝子は両親どちらからも受け継ぐ可能性はありますが、特に母方の遺伝子が強く関わってきます。
具体的にわかりやすく言いますと、男性の場合、母方の祖父が薄毛の場合、生まれる男性が薄毛の遺伝子を引き継ぐ確率は1/2ほどになります。そして母方の曾祖父が薄毛の場合はさらに薄毛の遺伝子を受け継ぐ可能性は上がります。
このように薄毛と遺伝には強い結びつきがあると言えるでしょう。
うちのじいちゃん、ハゲてたし。。。あきらめるしかないのかな。。。
私と同じように、このように思った人もいるかもしれませんが、大丈夫です!
薄毛の遺伝子を受け継いでいたとしても、薄毛は予防や改善することは可能です!
④ 生活習慣
下記のような生活習慣の乱れも薄毛・抜け毛の原因となります。
注意!!
● 睡眠不足
● 喫煙
● 大量の飲酒
● 栄養バランスの悪い食習慣 脂っこい食べ物の食べ過ぎ
● 運動不足
すべて心当たりが。。。
おやじの皆さん、どうです・・・?
上記のような生活習慣の乱れは、皮脂を増やし頭皮環境を悪影響を与えます。
血行が悪かったり、髪の毛を育てるために必要な栄養が足りない場合も薄毛の原因となってしまいます。
生活習慣の乱れは美容全体を考えてもプラスになることはないですね。
少しずつできることから改善してみよう。。。
この年になってくると健康面も気になりますし。。。
⑤ ストレス
ストレスも薄毛・抜け毛の原因になります。
ストレスがたまると、自律神経やホルモンバランスが崩れます。
ストレスがたまると男性ホルモンが多く分泌されます。
結果的に脱毛の原因となる悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロンを増やしてしまいます。
さらにストレスが原因で頭部への血流が悪くなり、頭皮に栄養が行き渡らなくなってしまうこともあります。
⑥ 外的要因(ヘアケア方法)
日差しの強い日に、帽子などで頭皮を守らずに紫外線を浴びてしまうのも薄毛・抜け毛の原因となります。
毎日のシャンプーなど間違えたヘアケアも頭皮にダメージを与えてしまいます。
正しいヘアケアをして良い頭皮環境を維持したいですね。
薄毛となる原因が色々とおわかりいただいたと思いますので、ここからは薄毛の進行を遅らせたり改善する方法を見ていきましょう!
中年男性の薄毛対策
頭皮環境の改善
毎日ちゃんとシャンプーをして頭皮の汚れを落とし、頭皮を清潔に保つことは、髪の毛が健やかに成長をする上で必要なことです。
シャンプーの時、すすぎをしっかり行い毛穴にシャンプーの成分が残らないようにしたり、シャンプー時に頭皮をマッサージしながら洗髪するのも効果的です。
ワックスなどの整髪剤を使用する人は特に念入りにシャンプーをしたいですね。
特に「脂漏性脱毛症」が薄毛の原因となっている方は頭皮環境の改善はとても大切となります。
頭皮環境を良い状態に維持することは薄毛対策のためだけでなく、清潔感のある男性になるためにも必要ですね。
使用するシャンプーもアミノ酸系の界面活性剤が洗浄成分の商品をオススメします。
薄毛対策に適したシャンプーはまた別記事で紹介させていただきます。
生活習慣の改善
上の方でも書いている通り、生活習慣の乱れは薄毛・抜け毛を悪化させます。
慣れ親しんだ生活習慣を変えることは簡単ではありませんが、できることから少しずつでも改善できると良いですね。
・睡眠
睡眠中は育毛を促す成長ホルモンが多く分泌されますので、寝不足や夜更かしは薄毛の原因となってしまいます。
睡眠時間が6時間未満の場合は抜け毛が増えると言われています。
薄毛対策には質の高い十分な睡眠時間が必要です。
・飲酒
飲酒は適度であれば、血管が拡張され血流の環境が良くなることもあり、血流量が増すので頭皮が活性化され育毛や発毛にはプラスになる面もあります。
さらに人によっては、飲酒によりストレスを軽減できているかもしれません。
ストレスの軽減は頭皮にとっても良いことです。
ただ、飲酒量が多すぎて体内のアルコール量が一定量を超えてしまうと、血流量は減少し、薄毛を促進してしまいます。
また飲み過ぎてしまうと、髪の成長に必要なタンパク質・ミネラル・ビタミンが大量に消費されてしまいます。
飲酒は適度な量で楽しみしょう。
・喫煙
喫煙することで体内にニコチン・タール・一酸化炭素といった成分を体内に取り入れてしまいます。
これらの成分は健康にも良くない有害物質ですが、髪にも良くないとされています。
喫煙による有害物質は血管を収縮させ、血液中の酸素量を低下させてしまいます。
酸素が十分に供給できないことで、髪の成長に必要な栄養素を十分に髪に行き渡らすことができなります。
また、タバコを吸うことによって体内のビタミンCが破壊されてしまいます。
ビタミンCは髪の成長に欠かすことができない成分です。
喫煙期間が長くなると薄毛の危険性も増すのはもちろん、栄養不足のような艶のないパサパサな髪の毛になってしまいます。
タバコは健康に良くないことはもちろん、美容の面でも全くと言ってよいくらい良いことはありません。
可能な限りタバコは吸わない方が良いのですが、どうしても禁煙できない場合は日常でビタミンを多く摂取するように心がけたいですね。
栄養バランスの見直し
脂っこい食べ物の食べ過ぎは皮脂を増やしてしまい、頭皮環境を悪化させてしまいます。
偏った食事は髪の成長に必要となる栄養素が足りなくなり、髪が十分に成長しなくなってしまいます。
ダイエットなどで過度な食事制限をするのも栄養不足になってしまい頭皮に十分な栄養が届かなくなります。
食事は「食べ過ぎ」も「食べなすぎ」も良くなく「バランス良い食事」が一番大切です。
〇髪の成長に必要な主な4つの栄養素
①タンパク質 肉・魚・卵・大豆・乳製品など
②ビタミン 野菜・豚肉・レバー・大豆など
③ミネラル(亜鉛) レバー・牡蠣・魚介類・煮干しなど
④イソフラボン 大豆製品
このような栄養素を含んだ食べ物を意識的に食べるのも良いですね。
治療
薄毛対策は「頭皮環境の改善」や「生活環境・食生活の見直し」が手軽にはじめることができて、基本となります。
しかし薄毛の原因が「男性型脱毛症」(AGA)の場合、今まで書いてきた頭皮環境や生活習慣を改善だけでは、なかなか効果を感じることが難しいかもしれません。
その場合はクリニックでの適切な治療が効果的でしょう。
そうなんですよね、やっぱり一番効果があるのは、ちゃんとAGAの治療を受けることだと思います。
AGA治療はAGAによる薄毛の原因となるホルモンバランスへ直接働きかけることができるので、もっとも効果を得やすいと思われます。
ただ、治療方法によっては費用もかかりますし、治療を継続的に行わなければいけません。
AGA治療はやめてしまうとまた薄毛が進行し始めて、薄毛に戻ることがほとんどです。
「薄毛が気にならなくなる年齢まで」など自分で治療を終了する時期を決めて行うと良いかもしれませんね。
「脂漏性脱毛症」もクリニックで治療することができますので、なかなか自分では改善させることが難しいと思った場合は、一度クリニックに相談に行ってもいいかもしれませんね。